狩水衣(かりみずい)

【保管用】2004年〜2007年の期間、はてなダイヤリーに書いていた浜千咲(現・泉里香)のファンブログを、はてなダイアリー閉鎖に伴い2018年移設したものです。ブログ名(当時はダイアリー名)の狩水衣(かりみずい)は、当時非公開で某掲示板にていくつか予想されていた中から一番きれいな名前で結果的にアタリだった本名・泉里香(いずみりか)を逆に読んだものに当て字しています。当時は意味は内緒でしたので、ルビしていませんでした。

Act.37

実写版美少女戦士セーラームーン Act.37。
コメディと、前世の謎をちょっとだけの話。


クラウン。
気を失ってしまったうさぎが、ソファに寝かされている。
亜美達も、心配そうに見守っている。

    亜美「うさぎちゃん・・・、別人みたいだった・・・。」
    

気がついたうさぎを心配そうに、亜美達が話しかける。 *1

    亜美「うさぎちゃん!」
    

衛を連れ去られて、落ち込むうさぎ。
亜美がうさぎの肩に手をかけて、(大丈夫だよ)と、うなずく・・・。

うさぎの痛ましい姿を見ていて、黙っていられなくなったレイが、うさぎを励ます。
レイの言葉に驚いたように見つめる亜美達。

その言葉に微笑み返すうさぎ。
自分に言い聞かせるように、うさぎが大丈夫とつぶやく。
うさぎの言葉に、(そのとおり、大丈夫よ。)と、亜美もうなずく。

    亜美「うん」
    

 
月野家。うさぎの部屋。
ベットに寝ているうさぎ?。
部屋の中に入ってくる育子ママ。
枕に顔をつけたまま、あっち行ってと手を振りながら、うさぎ?が答える。

    うさぎ?「わぁ〜かったぁ。すぐ、行く。」 *2
    

部屋から出て行く育子ママ。

起き上がるうさぎ?・・・いや、亜美だ。 *3

    亜美「ふぅ。」
    

ルナに、助かったとお礼を言われる。

    亜美「ううん。それより、うさぎちゃん、早く探さないと・・・。」
    

ルナから、仲間の近況を聞く。

    亜美「うさぎちゃんのママはどうする? こんな誤魔化し、これ以上、無理だよ・・・。」
    

自分の服の上に着ているうさぎのパジャマを脱ぐ亜美。
そこへ突然、育子ママが入ってくる。
ハッとして、育子ママを凝視する亜美。
目があう育子ママと亜美。

あ、これは、バレた! もうダメだ! ・・・と亜美達が思っていると、 *4

でも、育子ママの反応が普通だ。
は?なんで? という表情のルナと亜美。

どうやら、ママはコンタクトを無くして、ぼや〜っとした見え方らしい。
ご飯を早く食べてね。荷物番よろしくね。と、用事を言いつけられる。

気がつかない育子ママに、こりゃ、行ける!というルナ。 *5

    亜美「・・・・・・。え?」
    

そんなルナに、え?本当に?!という表情の亜美。
 
月野家。
食卓のテーブルに、うさぎのコスチュームで座っている亜美。
亜美が、ミドリ色のソースがかけられたオムレツを崩すと、中から、やっぱりゴーヤが出てくる。 *6

スプーンですくい、それを見つめる亜美。
これ食べれるのかな・・・食べようかな・・・、なかなか思い切る事ができない。 *7

その時、うさぎの弟・進悟が入ってくる。
ハッ!として振り返ってしまう亜美。

育子ママの時とは違って、今度は、しっかりと眼が合ってしまう。完全に見られてしまう。

怪訝そうな顔で見つめる進悟。
だが、その隣でうさぎ?に話しかける育子ママの態度がまるっきり普通だったり、急な来客があったりで、見逃してくれる進悟。
中に入らずに、そのまま出て行く進悟。ほっとする亜美。
育子ママと来客の会話から、来たのが、まことだとわかって、また緊張する亜美。
育子ママからまことが来た事を告げれて、ゆっくり振り返る亜美。

そんな亜美を見て、眼を大きく見開いて、固まってしまう まこと。

育子ママは忙しいのか、部屋に入らずに行ってしまう。
しばらく固まっていたが、やっと、うさぎ?に語りかける まこと。
声にならない声で、照れくさそうに笑う亜美。

    亜美「はは・・・は・・・。はは・・・。」 *8
    

 
うさぎの部屋。

    亜美「じゃあ、ルナが聞いたハープの音っていうのは?」
    

プリンセスじゃないかと予想するルナ。
探しに行きたいが、うさぎの影武者もやらなくてはならない。

    亜美「でも、ここの留守番は?」
    

まこととルナに、眼で語りかける亜美。
急にじゃんけん大会になる。

まことが、身代わりを行う際に、
うさぎの部屋に入ってくる育子ママ。出かけるらしい。


街。
うさぎを探して、街を駆けまわる亜美。 *9 *10 *11

    亜美「うさぎちゃん・・・!」「うさぎちゃん・・・!」「うさぎちゃん・・・!」「うさぎちゃん・・・!」
    

街。
うさぎを探し回っている亜美。今度は、別の場所だ。

    亜美「うさぎちゃん!」 *12 *13
    

うさぎを探して、街を駆け回っている亜美。
どこからともなく、ハープの音が聞こえてくる。

テレティアSで仲間に連絡する亜美。

    亜美「みんな!」
    

ムーン以外のセーラー戦士が集合だ。

    亜美「マーキュリー・パワー!」
    亜美「メークアップ!」

妖魔と戦うセーラー戦士*14  *15

セーラー・スター・タンバリンで、妖魔を倒すセーラー戦士

まだまだ、自然発生してくる妖魔。

    亜美「妖魔が全部、1つの方向に集中してる。」
    亜美「ハープの聞こえる方じゃないかな!?」

発生する妖魔を倒しながら、ハープの聞こえる方に進むセーラー戦士達。

ハープの音に、いち早く気がつき、駆け出していくマーキュリー。 *16
みんなもそれを追う。

    マーキュリー「うさぎちゃん・・・。」
    

うさぎを見つけて嬉しそうに、駆け寄って行こうとするが、
あれはプリンセスで、うさぎじゃないと言われてしまう。

そのプリンセスは、前世で、星を滅ぼしたとか言っている。 *17

つづく。



◇脚注

*1:浜千咲は、夏服の下にシャツ着てるなぁ・・・。

*2:セリフの間の取り方は、うさぎ、そのものである。

*3:自分の服の上に、パジャマの上だけを着ている。

*4:ビックリして固まっている浜千咲がかわいい。

*5:眼がキラン!と光るルナ。

*6:ゴーヤ・オムレツなので、当たり前である。笑

*7:スプーンを目の高さまであげて、不安そうな表情の浜千咲が可愛い。

*8:照れたように笑う浜千咲は・・・、あれ、この表情の千咲はあんまり可愛くないぞ。笑

*9:FESTA CAFE って、どこ? どこかのアウトレット?

*10:この探し方じゃ、普通は見つからないと思う。天才少女の設定が生きてないなぁ。

*11:走る姿に、味があるぞ。浜千咲

*12:どこの街だ?

*13:今回、たくさん、走らされているな。浜千咲

*14:このシーンのセーラーマーキュリーのスタントは、カッコイイぞ。

*15:側転→バック転→開脚キック

*16:大好きなうさぎちゃんに、早く会いたいらしい。

*17:隠れていた、事実がでんこもりである。