狩水衣(かりみずい)

【保管用】2004年〜2007年の期間、はてなダイヤリーに書いていた浜千咲(現・泉里香)のファンブログを、はてなダイアリー閉鎖に伴い2018年移設したものです。ブログ名(当時はダイアリー名)の狩水衣(かりみずい)は、当時非公開で某掲示板にていくつか予想されていた中から一番きれいな名前で結果的にアタリだった本名・泉里香(いずみりか)を逆に読んだものに当て字しています。当時は意味は内緒でしたので、ルビしていませんでした。

Final Act


実写版美少女戦士セーラームーン Final Act (Act.49)。
最後はハッピーエンド! という話。
 
戦いの場−。
泣きながら、両手で剣を持つ、セーラームーン
それを黙ってみている事しかできない 亜美達。

    亜美「!」
    

エンディミオンの剣を構えたまま、ブラック・エンディミオンに突進していくセーラームーン
セーラームーンの構えた剣によって、貫かれるブラック・エンディミオン
その瞬間、あたりは、白い光に包まれていく−。
 
洞窟の中−。

斃れているマスター・エンディミオンの上体を支えながら、傍らに座るセーラームーン
その表情は、うつろだ・・・。
亜美達も、その場にたどり着く。

その場に、なんと、クインベリルが現われる。
その姿をみて、セーラームーンを守るべく、走り出す亜美達。
座り込んで動かないムーンを護るように、無理やり抱えるように起こし、動かす亜美達。

プリンセスこそ、災いをなす者・・・、大いなる悪と決め付ける。
星を護ったが、エンディミオンを殺したと。

その時、亜美は、ムーンの様子がおかしい事に気がつく。 *1
何かをつぶやいている・・・。
先ほどのクインベリルの言葉に反応しているようだ。
このままでは、プリンセスが目を覚ましてしまう。

    亜美「!」
    亜美「うさぎちゃん! ダメ!」

エンディミオンの名を叫び、その瞬間、光り輝き始めるセーラームーン
弾き飛ばされる、亜美達。

ついには、プリンセス・セーラームーンに変身してしまう・・・。
エンディミオンとともに、星の全てを終わらせると宣言するプリンセスセーラームーン

    亜美「うさぎちゃん・・・・・・。」
    

地響きを上げ始める大地。

跳躍して現われるジェダイトに、護られるように跳躍してして逃げるクインベリル
輝きはじめるティアラ。そして、プリンセスセーラームーン
 
地に伏して、身を守っている亜美達。
プリンセスセーラームーンの制御を離れたのか、いくつかの石が宙から降ってくる。
周囲を見回し、立ち上がる亜美達。

歩いて、洞窟の奥に消えていこうとするプリンセスセーラームーン

    亜美「うさぎちゃん!」
    

プリンセスセーラームーンに向かって、駆けて行く亜美。
だが、プリンセスセーラームーンが剣 *2 の向きを変えると、
剣から光が。
弾き飛ばされ、地に伏せてしまう亜美。

振り向きもせずに、そのまま歩いていくプリンセスセーラームーン
地に伏している亜美は、苦しそうに立ち上がる。

    亜美「止めなきゃ・・・・・・。」
    亜美「うさぎちゃん、止めなきゃ。」
    亜美「うさぎちゃんと・・・、戦っても。」 *3

座り込んだまま、亜美の言葉を驚愕して見上げるレイ、まこと。
そんな事できないと、立ち上がって、まことが叫ぶ。
そんな まことの言葉にも振り向きもせず、瞬きひとつせずに、亜美が言う。

    亜美「わたし・・・、戦えるよ。」
    亜美「本当は、うさぎちゃんが一番、星を滅ぼしたくないはずだから。」
    亜美「だから・・・、戦う!」 *4 *5

亜美の悲壮な決意を聞いて、亜美を凝視しながら、立ち上がるレイ。
まことも、亜美を悲しげに見つめる。
 
決意のままに、メイクアップする亜美。
それを見つめていたレイ、まことも、メイクアップする。
ポーズをとっていたセーラーマーキュリー達は、そのまま、プリンセスセーラームーンの消えた方向へ走り出していく。
 
プリンセスセーラームーンに追いつくマーキュリー達。
だが、プリンセスセーラームーンの身体が光ると、月の妖魔 *6 *7 が大量に現われる。
プリンセスセーラームーンを護るように、行く手を遮る。

    マーキュリー「どいて!」
    

ファイティング・ポーズをとるマーズ、ジュピターを尻目に、月の妖魔に突進していくマーキュリー。
だが、高速で移動する月の妖魔の動きが捉えきれずに、何度も、壁に弾き飛ばされてしまう。
 
地を転がるマーキュリー。
月の妖魔2体の前で、泥だらけになりながら、立ち上がる。

セーラースタータンバリン(マーキュリー)を構える。

    マーキュリー「水よ・・・、水星よ・・・。私にチカラを・・・。」
    

マーキュリーが願いをこめると、セーラースタータンバリンが、水の剣 *8 *9 に変化する。 *10
水の剣を構えるマーキュリー。

    マーキュリー(うさぎちゃん・・・、待って・・・。)
    

うさぎちゃんを止めたい! 月の妖魔に突進していくマーキュリー。
 
ゆっくりと、歩いていくプリンセスセーラームーン
ついに、ある場所に到達してしまう。

その時、プリンセスセーラームーンの足元に、4つの属性の攻撃が!
冷たい表情のまま、ゆっくりと振り返るプリンセスセーラームーン

そこには、たどり着いたマーキュリー達の姿が。
プリンセスセーラームーンを前に複雑な表情のマーキュリー達。
 
前に立ちはだかるように、再び現われる多数の 月の妖魔。
再び、歩き始めたプリンセスセーラームーンが、岩の上にゆっくりと登り、こちらを振り向くと、身体が光始める。
動きが止まる 月の妖魔。
 
大地が轟音をあげて、揺れ始める!
 
月の妖魔の前に、苦戦しているマーキュリー達。
どうしても、プリンセスセーラームーンの元まで、たどり着く事ができない。
 
光続けるプリンセスセーラームーン
ゆっくりと、天を仰ぐと、降り注ぐ光。
その光を浴びて、輝き始めるプリンセスセーラームーン
チカラを発動しようと、ゆっくりと浮かんでいく。

    マーキュリー(その向こうに、大切な人たちが、いっぱい いるんだよ。) *11
    マーキュリー(うさぎちゃん!) *12

宙に浮かぶプリンセスセーラームーン
マーキュリー達を倒し、ゆっくりと消えていく 月の妖魔。
 
地に伏せたまま、泣きそうな表情で、右手を掲げ、叫ぶマーキュリー。

    マーキュリー「うさぎちゃん!」 *13 *14
    

ゆっくりと光が強くなっていき、完全に光に飲み込まれるプリンセスセーラームーン
 
地上の世界−。
プリンセスの発した光に、すべてが飲み込まれていく。

    マーキュリー(うさぎちゃん・・・。)
    

力尽きたセーラーマーキュリーも、光に飲み込まれていく・・・。
都市が、地球が、全てが光に包まれて、消えていく・・・。世界の終焉だ。
 

※この間に、いろいろとあって・・・(笑)

 
復活した世界−。

明るい色の花が咲き乱れている。
いつもと変わらない日常が戻っている。
 
十番中学校−。

騒いでいる生徒達。 *15
担任の桜田春菜先生が入室してくる。 *16
ホームルームが始まる。

    亜美「おはようございます!」
    

亜美も、にこやかに挨拶をしている。
だが、春菜先生は、生徒が1人欠けている事に気がつく。
 
亜美も、その座席を見つめる。
その時、廊下を走ってくる足音が。
タッタッタッタッタッ! ガラッ! トビラが開く。
入室してきた姿を見て、亜美が嬉しそうに笑う。

当然、月野うさぎが入ってきたのかと思ってみていると・・・、
遅れて入ってきたのは、大坂なる。
春菜先生に怒られて、しょんぼりしているのかと思ったら、亜美の方を見て、いたずらっぽく舌を出す。
それを見て、笑顔になる亜美。 *17
 
街角−。

新曲宣伝用に「C'est la vie」が流されている中、商店街を歩く水野亜美*18
亜美が前を通り過ぎたCDショップには、新しく発売される 2ndアルバム「VENUS」の発売告知ポスターが貼ってある。
 
微笑みながら、楽しそうに1人歩く亜美。
その脳裏に、笑う うさぎのイメージが、一瞬浮かび上がる。
思わず、立ち止まる亜美。

    亜美「忘れられるはずない事。」
    

大事な事を忘れている事を思い出した亜美。

    亜美「うさぎちゃん!」
    

走り出す亜美。
 
亜美がたどり着いた場所に、それぞれの方向から、走ってくるレイ、まこと、美奈子。
あたりを探す。その時、どこからか声が!
その声の方を見つめると、
彼方から、両手を振りながら、走ってくる人影が!うさぎだ!

    亜美「うさぎちゃん!」
    

うさぎに向かって、駆け出す亜美達。
うさぎと、走ってくる4人の手が重なり・・・、再開を喜ぶ5人。

5人揃って、並んで歩いていく 亜美達。

いつしか、画面は、水彩画のようなタッチに変わる。
いつまでも残る思い出のように・・・・・・。

See you again

 

*1:この時、振り向く浜千咲の瞳が、とてもきれい。

*2:プリンセスハープ・剣モード?

*3:この時の浜千咲のメイクは・・・、可愛くないなー。笑

*4:カット割りのせいかも知れないが、本当に、瞬きひとつしないのである。

*5:まさに『眼差しに秘めた想い』って感じだ!

*6:「月の従者」というらしい。

*7:←2004/10/21訂正。大地洋子氏のダイアリーで訂正されていた。

*8:短い なぎなたみたいな形状。

*9:水属性だと思われる。

*10:振りまわすと、水しぶきがあがるようだ。

*11:単に、ガーゼで撫でられているだけなのに、見事な殴られっぷりの浜千咲

*12:本日、何回目の「うさぎちゃん!」であろうか。

*13:ほんとに叫んでいるので、声が割れてます。

*14:心に響く、浜千咲の演技。

*15:生徒は、夏服を着ている。

*16:黒板には、「始めよければ、半分よし。終わりよければ、全てよし。」の文字が。

*17:浜千咲、可愛い笑顔だなー。

*18:学校と違って、メガネはかけていない。