Act.45 補足2
実写版美少女戦士セーラームーン Act.45。
たとえ命は捨てても前世の使命は果たす! という話。
美奈子の病室−。
美奈子に背を向けて座っている まこと。
美奈子「あなたが落ち込む事ないわ。」
まこと「でも・・・、ほんとにもう、(番組終了まで)あと少ししか・・・。」
美奈子「そう(あと5話)ね。」
美奈子「でも、(日テレジェニックの方を優先とかで、番組を途中降板したりしないで、)
美奈子「最後までセーラーヴィーナスとして戦うつもりよ。」
美奈子「(何度もファッション誌に応募して、やっとCANDyに合格して、)」
美奈子「(モデルデビューしたんだし。)」
振り返るまこと。頬には、涙がつたっている。
美奈子「・・・なに? (CSアイドル道の苦労話も聞きたいの?)」
立ち上がるまこと。
まこと「すごい!(何度も応募して、応募資格のギリギリで合格するなんて!)」
まこと「(それに岩手の自宅から、東北新幹線で毎週通うなんて)すごい強いよ!」
美奈子「(岩手に)生まれて来たんだから、当然よ。」
美奈子「(24時間テレビでも、朝5時30分から、ファイター天気予報で頑張ったのよ!)」
うなづくまこと。
まこと「私も・・・、」
まこと「(沖縄から東京に引越しして来たので)ちゃんとわかってたつもりだったけど。」
まこと「(沖縄アクターズスクールを出てから)ずっと独りだったのも、」
まこと「前世から決まってたと思えば納得できたし。これからもそれでいいんだって。」
一歩踏み出す まこと。
まこと「わたし・・・、まだ(モデルとしてやっていく)覚悟が足りなかったと思う。」
まこと「(セシールのカタログ・モデルも自信を持ってやっていくよ!)」
眼に強い決意のチカラが灯ったような まこと。
・・・って、をいをい(笑)
◇脚注