ACT.44 補足
実写版美少女戦士セーラームーン Act.44。
ゾイサイト死す!という話。
妖魔を倒した後−。
あなたをリーダーとは認めない。
前世の記憶や使命を重んじる美奈子と、それよりも現在を大事にするレイ。
対立する二人。
美奈子「アルテミス! マーズに言ってやって!」
アル「美奈子はちゃんと目覚めてるよ・・・、眼が覚めてるっていうか。」
美奈子「意味わかんない事、言わないで!」 *1
レイ「アルテミスも困ってるじゃない・・・。」
ふふんと、小馬鹿にしたようなレイ。 *2
地場衛に会った事をルナに話す うさぎ。
今日は(クラウンに行かないで)、大坂なる のお見舞いで、病院に行くつもりと話す。
それを聞いて、ほっとした様子で、ルナがつぶやく。
ルナ「良かったわ〜。今日のクラウンは、ちょっと荒れそうだから・・・。」 *3
クラウン セーラー戦士の秘密部屋−。
木野まこと と 火野レイが言い争いをしている。 *4
まこと「どうして、そんなに前世を嫌がる訳!?」
まこと「私達には、前世があるのは確かだろ。」
レイ「だからって、それに囚われる事はないわ。」
まこと「囚われてなんかないよ。」
レイ「じゃあ、元基くんの事は?」
レイ「独りでいい・・・なんて、囚われてる証拠じゃない?」 *5
痛いところを突かれて、言葉に詰まる まこと。
まこと「違うって・・・。」 *6
まこと「それは・・・つまり・・・、」
目が泳いでしまっている まこと。
レイ「つまり?」
つまり、どうしたのよ・・・という感じで、まことを見るレイ。
まことは、少し考えていたが・・・、
・・・うまく表現できる言葉が見つかったようだ。
まこと「・・・前世を受け入れてるんだよ。」
そこに入室してくる、謎の少女(笑)
???「そのとおりよ!」
レイが、聞き覚えのある声に、信じられないという顔で振り返る。
まことも、同じようでな顔で、一点を見つめている。
入り口の階段には、見覚えのある少女が。
キャップをズラして、顔を見せる。 *7
やっぱり、愛野美奈子だ! *8 *9
階段をゆっくりと降りていく美奈子。
後ろのドアから、慌てて、亜美が入室してくる。
ゆっくりと歩いていく美奈子を、緊張した顔で見つめる亜美。
後ろのドアから、今度は、ルナ(人間体)が慌てて、入室してくる。
腕には、アルテミスもいっしょだ。
ルナ(人間体)「・・・やっぱり。」 *10
アルテミス「ぼくは・・・、止めたんだが・・・。」
レイの前に立つ。レイを睨みつける美奈子。
レイも立ち上がり、負けじと、美奈子を睨みつける。
病院−。
なる の見舞いにきたうさぎ。
なる は、魂が抜けたような状態になっている。
元気だった頃を思い出しながら、
なる の枕元に、そっとお見舞いのプレゼントを置く うさぎ。 *11
再び、クラウン−。
レイに背を向けて、立っている美奈子。 *12
振り返って、レイに言う。
美奈子「マーズ。あなたが決めなさい。」
美奈子「戦士として、前世の使命を果たすのかどうか。」
イスから立ち上がり、 *13
レイ「戦いを止める気はないわ!」
レイ「でも・・・、前世の使命の為じゃない!」
美奈子「そう。」
美奈子「・・・じゃあ、ここにいる必要もないわね。」
美奈子の言葉に、え?・・・と振り返るレイ。
だが、何も反論せずに、そのまま無言で、部屋を出て行こうとするレイ。 *14
慌てて、イスから立ち上がる まこと、亜美、ルナ(人間体)。 *15
まこと「ちょっと、ほんとに!?」 *16
亜美「レイちゃん!」 *17
ルナ(人間体)「ヴィーナス、やりすぎよ!」 *18 *19
そんな仲間達を制するレイ。
レイ「いいのよ。」
レイ「うさぎの事は、・・・よろしくね。」
階段を2〜3段登り、振り返って、美奈子に言うレイ。 *20 *21
レイ「・・・もうひとつだけ。」
レイ「私が、前世を受け止めてないなら・・・、」
レイ「あなたは、・・・現在(いま)を受け止めてないんじゃない?」
その言葉に、ムッとする美奈子。 *22
そのまま、本当に部屋を出て行ってしまうレイ。
その姿を見送っていた亜美達は、そのまま美奈子を見つめる。
美奈子も、視線の行方が定まらず、複雑な表情になる。
街角−。
フラワーショップで花を衝動買いした うさぎ。 *23
そこに、妖魔の攻撃が! *24 *25 *26 *27
テレティアSで、仲間に連絡をとろうとするが、ゾイサイトに妨害される。
ゾイサイトが思念をとばしてくる。
ゾイサイト「プリンセス! 悪いが、命はもらう。」
メイクアップしようとするが、妨害されるうさぎ。 *28
ゆっくりと迫ってくる妖魔。
このままでは、メイクアップできない! 機会を作る為、まずは逃げるうさぎ。
カドを曲がると、なぜか妖魔が追ってこない。メイクアップのチャンスだ(笑)
メイクアップしたので、急いで戻ってくるセーラームーン。
だが、さっきまでいた場所に、妖魔がいない。
・・・後ろだ。 *29
首を絞められるが、妖魔をキックして脱出するムーン。
そこに、また妖魔の攻撃が! *30
CM明けでも、ゾイサイトの妖魔と戦うセーラームーン。
そこに、自然発生し、どんどんパワーアップしてきた妖魔が現れる。 *31
ダークキングダム−。
セーラームーンに攻撃を仕掛けつつも、衛を護るべく、傍に仕えるゾイサイト。
この瞬間も攻撃を行っている・・・それを悟られまいと、衛から目線をそらす。
その仕草を別の意味ととらえる衛。
衛「俺が、ベリルとの取引を蹴った事、納得いかないみたいだな。」
ゾイサイト「いえ」 *32
ゾイサイト「ただ、何より、マスターには、命を大切にしていただきたいと・・・。」
衛「大切なものに順番なんてない。」
衛「何かの為に犠牲にできるようなものなら、最初から、大したものじゃないんだ。」
衛「お前だって、そういうものがあるだろ・・・。」
ゾイサイト「私は・・・・・・。」
その言葉に、衛を見つめるゾイサイト。
衛「それは、捨てるべきじゃない。」
命を吸い取る石を埋め込まれ疲れやすくなったのか、じっと目を閉じ、休む衛。
街角−。
戦っているムーン。
ムーン「このままじゃ、やられちゃう。」
迫る2体の妖魔。
そこに爆発が! *33
助けに現れるヴィーナス、ジュピター、マーキュリー。
ムーン「みんな!」
マーキュリー「間にあってよかった。」 *36 *37
立ち上がる妖魔。 *38 *39
戦うセーラー戦士達。
あくまで、セーラームーンだけを狙うゾイサイトの妖魔。
ムーンに、ゆっくりと歩いていこうとする妖魔。
ジュピター「こいつ、うさぎばっかり。」
ヴィーナス「プリンセス!逃げて!」
妖魔を押さえつける3戦士。 *40
だが、セーラームーンの背後には、別の妖魔が。
ムーンを指差し挑発するが、何もせずにそのまま去っていこうとする。
その妖魔を追うムーン。
ヴィーナス「プリンセス! ダメ!」 *41
別の場所−。
妖魔を追って、トテトテと走ってくるムーン。
ムーン「待ちなさい!」
ゆっくりと振り返る妖魔。
妖魔に攻撃を仕掛けるムーン。
ムーン「ムーン・トライライト・フラッシュ!」
だが、跳躍して避ける妖魔。
ムーン「え?」
再び、背後をとられるが、またまた、気がつかないムーン。 *42 *43
振り上げられる妖魔の剣。ムーンはまだ気付かない。絶体絶命だ!
そこに誰かが助けに入る!なんと、ゾイサイトだ!
ムーン「どうして・・・?」 *44
振り下ろされる妖魔の剣からムーンを護るが、
妖魔の胸部から伸びた針攻撃で串刺しにされるゾイサイト。 *45 *46
動きが止まり、膝をつくゾイサイト。
その頃、ヴィーナス達は−。
ゾイサイトの妖魔を屠るべく、攻撃を行っていた。 *47 *48
セーラースタータンバリンを使うヴィーナス。後方ではマーキュリーがくるくる回る。 *49
攻撃をまともに受けて、消滅する妖魔。
妖魔の消滅を見届け、セーラームーンのところに向かおうとするヴィーナス。
ヴィーナス「はやく、プリンセスを!」
駆け出していくが、足が止まってしまうヴィーナス。
その場にうずくまるヴィーナス。驚くマーキュリー、ジュピター。
ジュピター「ヴィーナス!」 *53
駆け寄るマーキュリー、ジュピター。
マーキュリー「ヴィーナス!」 *54
そのまま意識が薄れていくヴィーナス。
その頃、セーラームーン達は−。
地に膝を着きながらも、攻撃を繰り出すゾイサイト。 *55
そんな必死の攻撃も、妖魔には避けられてしまう。
そのまま跳躍して逃げていく妖魔。
ゾイサイトに、心配して駆け寄るムーン。
ムーン「ゾイサイト!」 *56
大きな木の下。
木に もたれ掛かって座っているゾイサイト。
ゾイサイトを気遣うセーラームーン。
ムーン「大丈夫!? しっかりして!」
攻撃を仕掛けた非礼を詫び、自分が忘れてはいけなかった想いを告げるゾイサイト。
ゾイサイト「いかなる時も、マスターとともに・・・。」
ピアノを弾く動作をするゾイサイト。
ゾイサイト「クンツァイト・・・、」
ゾイサイト「ネフライト・・・、」
ゾイサイト「ジェダイト・・・、」
ゾイサイト「もう一度、マスターの下へ・・・。」
クインベリルの間でゾイサイトの遺志を受け止めるが、
変わりなく、そのまま、クリンベリルにかしずくジェダイト。
クラウンでモップがけをしていて、一度は何かに気がつくが、
変わりなく、再び、モップかけを始めるネフライト。
ゾイサイトの遺志を感じたのかはわからないが、やはり、
変わりなく、緑色の森で何かの儀式を続けるクンツァイト。
剣で、自らの腹部を刺す。
苦痛に顔を歪めながらも、
念を込めると、背側の傷口から吹き出し始めるメタリアの邪気。
クンツァイト「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 *57
ゾイサイトの想いは、結局、四天王の誰にも届いていないのか・・・。
再び、大きな木の下。
ゾイサイト「マスター・・・。」
ダークキングダム エンディミオンの間−。
何かを感じ、目を開く衛。 *60
衛「ゾイサイト!」
再び、大きな木の下。
石になり、ムーンの手の中で、砕け散るゾイサイト。
それを呆然と見つめる事しかできないムーン。
大きな木の下で、一人座り込んで動けないままのセーラームーン。
(つづく)
*1:確かに、意味がわからないぞ。アルテミス。
*2:このレイは、見ていて腹が立つ!笑
*3:確かに大荒れ! 笑
*4:騒ぎを起こすのは、熱い女のレイ。
*5:ちょっと、素っぽいセリフがナイス。
*6:「つがうって・・・。」って聞こえるね。
*7:BGM も流れて、かっこいいぞ!
*9:でも、5人揃わないのね。
*10:大荒れの予感、的中!
*11:クマ?のぬいぐるみには、何か意味があるのか?
*12:先ほどのシーンと、立ち位置とかが違うんですが・・・。笑
*13:いつの間に、イスに座ったんだ。笑
*14:売り言葉に、買い言葉・・・状態である。熱い女達だ。笑
*15:3人の芝居スイッチが入ります。笑
*16:調整役は、まこちゃんの仕事かな。
*17:今まで、二人のどちらとも目線を合わせないで、行儀良く座っていた亜美。
*18:プンプン!という感じで、美奈子に向かうルナ(人間体)。
*19:やっぱり、ルナも「ヴィーナス!」っていうんだな。「美奈子ちゃん!」じゃなくて。
*20:履いているのは、ビーチサンダル?
*21:・・・をイマ流行りの言葉で何て言うんだっけ? 笑
*22:出たわね、負けず嫌いが・・・。
*23:中学生が衝動買いするにしては、ちょっと高そうに見える花束。
*24:銀星!
*25:銀星については、東映公式のmessage【セーラームーン・爆発レッスン】を参照。
*26:セーラームーン 東映公式 message http://www.toei.co.jp/tv/sailormoon/index.asp?action=message
*27:・・・って、ありゃ。画像が一部表示されないぞ。
*28:また銀星!
*29:何で、ムーンは警戒しているのに、前しか見てないんだろう。
*30:銀星! つうか、意味もなく多いぞ。
*31:銀星! またかよ!
*33:銀星!・・・って、どういう攻撃をしたんだセーラー戦士。笑
*34:おでこのあたりが、今回、ズラ失敗。笑
*36:他キャラに比べて、ちょっとしたセリフが多い浜千咲。笑
*37:亜美の時とは違う、活発な表情のマーキュリー。
*38:2体とも腹を押さえながら、立ち上がる。
*39:・・・って、弾着した場所は、そこじゃないぞ。笑
*40:手で押さえつける。笑
*41:そりゃ、そうだ。
*42:だから、前だけ見てるんじゃない! 笑
*43:ナットウ妖魔で学んだ事が活きてないぞ。笑
*44:そりゃ、当然の疑問だ。
*45:おいおい。こんな攻撃した事ないだろ。
*46:編集で合成する為、同じポーズで固まったままのムーンが、まぬけでちと悲しい。
*48:引き上げれば、セーラー戦士が分散しないので、全然OKだったんですが・・・。
*50:手首のスナップでシャラシャラと音を出しながら、自分の前で円を描く。
*51:上から、斜めにカミナリのように、シャキン、シャキン、シャキン、3段階で落とす。
*52:頭上で、パンパンパン!パンパンパン!と叩きながら、自分がクルクル回る。
*53:「美奈子!」じゃなくて、「ヴィーナス!」なのが、微妙な距離を表している。
*54:やっぱり「美奈子ちゃん!」じゃなくて、「ヴィーナス!」なのだ。
*55:実は、攻撃を繰り出す前に、秒殺されていたゾイサイト。
*56:新鮮な呼びかけだ!
*58:全体が、モノトーンの画面になるぞ。
*60:ずっと、イスで寝てたのか。