Act.35 補足
実写版美少女戦士セーラームーン Act.35。
前世に縛られる美奈子の話。
バイクで疾走する衛。
その前に黒木ミオが倒れこむ。
月野家。
明日の愛野美奈子ライブチケット発売(窓口限定)に備えて、夕方に早寝するうさぎ。 *1
ルナ「地場衛といっしょに行くんでしょ。」
と指摘されて、「えへへ」と答えるうさぎ。*2
麻布更生病院。
ベットで寝ている黒木ミオ。 *3
付き添っている衛。
気がついたミオは、助けてくれた?衛にお礼を言う。
そのミオの動きに対応しているかのようなクインベリル。
クリンベイル「エンディミオン・・・。もうすぐ、この手が届く・・・。」 *4
主題歌 ひとみはいつもジュエル〜♪
「番組出演権」当選: ちゃんと10名の名前が載ってますね。 *5
寝ているうさぎに、衛から電話がかかる。 *6
状況を説明する衛の電話を聞きながら、寝てしまううさぎ。*7
同じ病院の特別室では、美奈子が点滴をうけている。
体の状態が良くないというアルテミスに美奈子が言う。
美奈子「最初に決めたじゃない。無駄な時間は使わないって。」
美奈子「私たちには前世から受け継いだ使命があるでしょ。」
美奈子「その為に生きているんだから。前世を繰り返さない為に。」
衛が、うさぎに決意を示す場面を思い出す美奈子。
衛「絶対・・・、星なんか滅びない。」
美奈子「間違ってる・・・。やっぱり、二人を止めなきゃ。」
助けてくれたお礼をしたいというミオに大した事してないからと帰る衛。
また、そのミオの動きに対応しているかのようなクインベリル。
クインベリル「そうだったな、エンディミオン。いつもお前の眼は、わらわを見てはいなかった。」
クインベリル「・・・これからは違う。」
クンツァイト「執念だな。前世 *8 で叶わなかった想いを、現世 *9 にまで引きずるとは。」
クリンベリルも、クンツァイトも、それぞれの思惑で、マスター・エンディミオンを狙う。
病院から帰ろうとして、地場衛をみかける美奈子。
走って追いかけるが追いつかない。 *10 バイクで走り去る衛。
そこに、現れるゾイサイト。
メイクアップする美奈子。
ヴィーナス「金星に変わっておしおきよ!」
ゾイサイト「ふっ。」 *11
ヴィーナス・ラブミーチェーンで、攻撃を仕掛けるも、まったく通じない。 *12
ヴィーナスも、マスター・エンディミオンとプリンセス・セレニティを近づけたくないと知ったゾイサイトは攻撃を中止する。
ゾイサイト「想いは同じという訳か・・・。」
ゾイサイト「ヴィーナス。同じ守護する者として、話がある。」
カラオケ・クラウン。
亜美から勉強を教えてもらっている まこと。
亜美「違うよー。」
と指摘を受け、ノートに書く まこと。
こうかな・・・?と亜美を見る まことに、OKという感じで頷く亜美。
それに対して、うんと頷くまこと。 *13
ルナ(人間体)「まったく、うさぎちゃんったら、何時だと思ってんのよ。」 ルナ(人間体)「・・・早く寝ちゃって。」
レイ「え? うさぎ、もう寝たの?」
ルナ「あした、愛野美奈子のライブチケット、買いに行くのよ。」
まこと「あ!」 *14
亜美「え?」 *15
レイ「ん?」
まこと を怪訝そうな表情で見つめる亜美。 *16
ヴィーナスとアルテミスは、うさぎと衛の恋を認めないはず、
どうしてヴィーナスは戦士でいようとするのか、前世の記憶だけじゃないかも・・・
などの話題で、亜美とレイが意見を出し合っている。
まこと「それじゃ。」 *17
話が終わっていないのに、その後ろを、いそいそと帰っていくまこと。
前世の記憶を持ち、想いは近いものがあるセーラーヴィーナスとゾイサイトが、密談している。
クリンベイルの制御下を脱していないゾイサイトは、ヴィーナスに交換条件を持ち出す。
いざという時には、マスター・エンディミオンを、クインベリルから護って欲しい。
その代わり・・・と、『硝子のオルゴール』を差し出すゾイサイト。
愛野美奈子・緊急ライブのチケット販売窓口。
売り切れたライブチケットの件で、
販売カウンターで、販売員のお姉さんに食い下がるうさぎ。
うさぎ「えー? ライブのチケット、1枚もないんですか!?」
お姉さん「はい。」 *18
うさぎ「ほんとですか!?」
お姉さん「はい。」 *19
うさぎ「ほんとに!?」
むっとするお姉さん。 *20 *21
うさぎ「1枚くらい、あるんじゃないんですか?」
お姉さん「ありません。」 *22
しょぼーんと帰るうさぎ。
うさぎが帰った後、まことも現れる。
まこと「あ、あった。」
まこと「すみません。愛野美奈子のライブのチケット、ありますか?」
別のお姉さん「売り切れました。」
まこと「え! 1枚もないんですか?」
別のお姉さん「はい。」
まこと「えー! やだやだ。やーだー!」 *23
びょんびょん、飛び跳ねるまこと。
別のお姉さん「すみません! 静かにしていただけませんか?」
まこと「あ・・・。はい。」
しょぼーんとして帰るうさぎの前に、愛野美奈子が現れ、いっしょにクルマに乗って欲しいと誘う。
愛野美奈子といっしょのクルマに乗れて感激するうさぎを、微笑ましく思いながら、
『硝子のオルゴール』を見つめ、ゾイサイトの言葉を思い出す美奈子。
ゾイサイト「このオルゴールを聞かせれば、想う相手の事を全て忘れる。」
ゾイサイト「心を閉じていては、効果はないが、お前なら警戒させずに使えるだろう。」
うさぎを、ランチに誘う美奈子。
その場で、衛との事がうまくいったのは、美奈子の曲を聞いたり、歌っていたからだと
お礼を言ううさぎ。
衛に、ミオが近づく。
そのミオに、クインベリルのイメージがダブる・・・。
ゾイサイト「迂闊だった!あれは、クインベリルの影!」
幸せそうに、ご飯を食べるうさぎを前に、『硝子のオルゴール』をいつ使おうかと迷っている美奈子。
うさぎに話しかけられて、『硝子のオルゴール』を床に落としてしまう美奈子。
その弾みでフタが開いてしまい、オルゴールが鳴り出してしまう。
音を聴き、その場で固まってしまう うさぎ。 *24
同じ頃、術にかかり、黒木ミオに誘われる衛。
うさぎも、オルゴールの音で、衛との思い出が消えていく・・・。
二人とも、ピンチだ!
ヴィーナスの元に、思念を飛ばし、現れるゾイサイト。
ゾイサイト「クリンベリルが、マスター・エンディミオンを捕らえようとしている。」
ゾイサイト「ヴィーナス!交換条件だ。マスターを!」
その言葉に反応するうさぎ。
うさぎ「助けに・・・、行かなきゃ・・・。」
行かせまいとして、うさぎを押さえる美奈子。
ゾイサイト「ヴィーナス!今は、マスターを助けるのが、先だ!プリンセスを放せ!」
その言葉を無視し、 *25 *26
『硝子のオルゴール』のフタをもう一度開けて、オルゴールの音を、うさぎに聴かせる美奈子。
ゾイサイト「ヴィーナス!」
マスターを助けて欲しい・・・という願いも虚しく、
悲しく消えていくゾイサイトの思念。 *27
美奈子「お願い・・・。星の為に、彼の事は忘れて。」
自分の中で消えていく衛との思い出を捕まえるように、
何もない宙を手で捕まえる とても悲しい動作をするうさぎ。
それを仕草を見て、美奈子をつぶやく。
美奈子「ごめんなさい・・・。」 *28
【CM】
CBC/TBS系全国ネット
『美少女戦士セーラームーン オリジナルソングアルバム』
Dear My Friend
6.23 ON SALE
CCCX-32782 \2,940 (taxin)
http://www.columbia.jp/animax/
はい、出ますよ。出ますよ。
黒木ミオに手を引かれるまま、ゆっくりと歩かされる衛。 *29
衛の手をひくミオに斬りかかるクンツァイト。
クンツァイト「マスターは・・・渡さん。」 *30
再び、斬りかかるクンツァイトの剣を受けるのは、ジェダイトだ。 *31
『硝子のオルゴール』を持ったまま、たちつくしている美奈子。
うさぎ「熱い・・・気持ちは・・・セ・ラ・ビ・・・」
うさぎ「あなたを・・・愛し・・・続けたい・・・。」
うさぎ「美奈子ちゃんの歌うたっていると、元気出たし、頑張れたんだよね。」
その言葉を思い出し、ハッっとする美奈子。
美奈子「わかるの? 忘れていく事が・・・。だから・・・。」
歌いながら、涙を流すうさぎを見て、うさぎの衛への想いの強さを知る美奈子。
美奈子「そんなに・・・。」
オルゴールは、床に落ちて、砕けて、壊れてしまう。 *32
クンツァイトの剣先が、腕にかすり、正気を取り戻す衛。 *33
一番最初に想うのは、やっぱり、うさぎの事だ。 *34
クンツァイト「術が解けたのか?」
ミオ「まさか。」 *35
衛に近寄っていくジェダイト。ジェダイトから護るように、技が飛んでくる。
ムーン・トワイライト・フラッシュ! *36 *37 *38 *39 *40
跳躍して逃げるミオ。 *41
マントで防御するジェダイト、クンツァイト。
攻撃が止むと、そこには、セーラームーンと、マスター・エンディミオンが! *42
戦いが始まる。*43
クンツァイトが、剣圧技のタメに入る。 *44
ムーンを護って、受けの構えに入るマスター・エンディミオン。
その瞬間、セーラーヴィーナスが、間に割って入る。
ヴィーナス・ラブミー・チェーン! *45
クリンベリル「もうよい!」
戦いの場に、暗雲とともに、クインベリルの思念が現れ、ジェダイト、クンツァイトを強制的に、引き戻す。 *46
我に返り、エンディミオンの元に駆け寄っていくセーラームーン。
ムーン「大丈夫だった?」
マスター「ああ。」
見つめあう二人。 *47
ヴィーナス「プリンセス。今日のお詫びに、これを・・・。」
ヴィーナスがムーンに何かを手渡す。 *48
ヴィーナス「それじゃ。」 *49
立ち去っていくヴィーナス。
ムーン「なんだろ、これ?」 *50
マスター「ライブのチケットじゃないのか?」
ムーン「ライブのチケットって?」
愛野美奈子コンサート
RAINBOW TOUR 2004 SUMMER *51
◆主 催:UTV ユニバーサルTV、テレビ朝目 *52
◆企画協力:VENUS PROJECT 2004 *53 ◆製作協力:コロンビア *54
◆協力:タイヨウ時計店、アミュース *55
◆運営協力:TOY BOX、SALT3、Micky Gun ◆協賛:GOO、P&G
◆お問い合わせ:UTV ユニバーサルTV
※3歳以下のお子様のご入場はお断りします。
よみうりホール
2004年 6月 13日 (日) 13:00開場 *56 14:00開演
ムーン「あ。あ〜!」
ムーン「愛野美奈子のライブのチケットだ〜。嬉しい〜。」
ムーン「ぜぇ〜たい、手に入らないと思ったのに〜。」
ムーン「でも、なんで、ヴィーナスが?」
マスター「自分のライブだからだろ?」
ムーン「ん?」
その言葉に、キョトンとするセーラームーン。 *57
その表情から、何かを察するマスター・エンディミオン。 *58
マスター「まさか・・・?」
ムーン「え?」
マスター「知らなかったのか。セーラーVの頃から知ってたぞ。」
ファン *59 の美奈子コールが、響く。
「美奈子!美奈子!美奈子!美奈子!・・・」
その言葉に、何かを連想するうさぎ。何かの結論が出たようだ。
うさぎ「うそー!」 *60
ライブ会場に響く、ファンの美奈子コール。
「美奈子!美奈子!美奈子!美奈子!・・・」 *61 *62
美奈子の歌「Romance」が始まる。 *63
よみうりホールの階段 *64 を、うさぎと衛が駆け上っていく。 *65 *66
うさぎ「始まっちゃうよー。」
衛「わかったから。」
うさぎ「急がないと!」
衛「落ち着けって。」
うさぎと衛が、中に入ると、歌の途中だった。 *67
入り口で立ち見しているうさぎを、嬉しそうだな・・という感じてみている衛。 *68
その曲の途中で、なんと! 美奈子が倒れてしまう!
うさぎ「美奈子ちゃん!」
つづく。
*1:窓口限定ってあるの・・・?
*2:幸せそうだ。
*3:救急車で運ばれた?
*5:う〜ん。出演権への応募の方は、大人の名前で出した方が当選しやすかったのかな。
*6:もうラブラブですね。
*7:平和だな〜。
*8:「ぜんせー」
*9:こっちは、「げんせ」
*10:どんなに長い通路なんだよ!笑
*11:両者の距離は3mもないのに、目の前で、ポーズをとっているヴィーナスが・・・ちょっと、まぬー。笑
*13:この回は、まこと/安座間美優の可愛さがいい感じに表現されていると思う。
*14:まこちゃん、忘れてましたね。笑
*16:花柄のワンピースが可愛い。鎖骨露出系?
*17:効果音付きで、ぴゅーっと帰っていく。
*18:このお姉さんも、出演権・当選者なのかな。
*19:だとすると、アップでおいしいなぁ〜。
*20:おー。演技してるよー。
*21:沢井美優とは、アップは別撮りだろうけど、絡めて美味しいなぁ。
*22:声量は小さいけど、首振って演技してるよ。
*23:いやー。可愛いなぁー。
*24:ところで、ヴィーナスの「プリンセスへの強い想い」は消えないのか?
*25:ひでー。笑
*27:ヴィーナス、約束守れよ。
*28:ごめんじゃねぇ。
*29:つうか、どうしてダークキングダムまで、一気に跳躍ばないのか?
*30:このセリフだけだと護りにきたようだが、クンも、やっぱり拉致しにきたのである。
*31:どうみても、あのダガーでは、受け切れないのではないか。
*32:この状態だと、普通は音楽が止まらないで、鳴ったままになるのではないか。笑
*33:ミオも、ちゃんと護れよ!
*34:ラブラブですね。
*36:ちょっと待ったー! 消えた衛への想いの件は?
*37:途中まで進行してたんだから、多少は無くなったんじゃないのか?
*38:え?何もフォロー無し?笑
*39:魔法の詠唱と同じで、最後まで実行しないと効果がないのかな。
*40:即時実行のインタプリタ型ではなく、ソースを書き終えてから実行するコンパイラ型なのだな、きっと。
*41:あれ? 変なマントが無くても、跳躍べるのか。
*42:いつの間にか、変身しているマスター・エンディミオン。笑
*43:最近は、ダンスじゃないんだね。沢井美優も、キックの練習しているらしいし。
*44:この技は、タメに入っている間の4秒くらいが無防備で、攻撃できると思うのだが。
*45:剣圧技を、チェーン技で返して、おまけに勝ってしまうぞ。強いぞ、ヴィーナス! 笑
*46:一番、強いじゃん。
*47:いいですな、ラブラブ。
*48:「チケットぷあ」と読めそうだ。
*49:プリンセス、つまり、自分の主に向かって、「それじゃ」はないと思うが。笑
*50:変身も解かずに、素のうさぎと衛で話す二人。笑
*51:チケットでは、『TUOR』になっている。
*53:スタッフは、お揃いの黄色いシャツを着ている。
*54:セーラームーンのCDを出しているのは、コロムビア。笑
*56:実際には見えないけど、きっとSライブと同じ時刻。
*57:つうか、うさぎ。
*58:つうか、衛。
*59:ファンだったり、ファンじゃなかったり。笑
*60:夫婦漫才か。でも、微笑ましいけどな。
*62:私も、控えめに声を出してました。両手は振り回していたけどな。
*63:あいらびゅ・べいべ・べいべ
*64:おー。この階段、私も並んだなー。
*65:仲のいい会話だなー。
*66:でも、最後に呼ぶ時に、「まも!」って呼んでたぞ。
*67:よく知らんが、開場しているライブ会場って、曲の途中から中に入れるの?
*68:実際には、観客がみんな立っているので、あの位置からでは、ステージは見えないはず。